艶やかで神々しく力強いロック・スピリット。“ソロシンガー”キム・ジェジュンが、誰の目も気にせず、自分の美学を音楽、そしてコンサートという形で表現した1stフルアルバム「WWW - Who, When, Why」アジアツアー。その皮切り公演で、現在のジェジュンの起点とも言えるソウル三成洞COEXでのコンサートを収めた、ある種“記念碑的”DVD。

ゴールドの神殿を思わせる舞台に立つジェジュンの映像から始まり、神秘的な光とサウンドが交差するなか、宙から降りてくる彼の妖しげで強烈なオーラ、その壮大な演出に冒頭から釘付けに！
1曲目は自作曲でもある『9+1#』。甘い囁きから悪魔のような囁き、ハイトーンフェイクまで、ロックサウンドのなかで多様に色を変えていくジェジュンの歌声に会場も一気にヒートアップ。続く『Butterfly』では悶きながら羽ばたく蝶のごとく、甘美な歌声を力強く聴かせ、『Rotten Love（汚い愛）』では息遣いもエロティックな歌声で酔わせるジェジュン。その危なげな美しさを秘めた世界が展開していきます。
さらに、盛り上がる会場の熱気に包まれ、ステージ上で生着替え！というサービスシーンも。危険な愛を表現した『Kiss B』では、ピンクのソファに体を委ねながら妖艶なジェジュンにドキリとさせられたかと思えば、ユン・ドヒョンから贈られた楽曲『Now Is Good』ではストリングスをバックに柔らかで優しい歌声を響かせ、その歌の上手さにうっとり。

曲間には【キム・ジェジュンのWHO, WHEN, WHY】というタイトルで、ジェジュンが様々な問いに答える映像も。アーティストとして顔から恋愛観まで彼自身の言葉が語られていく内容で、ファンにはたまりません。
その後も、ジェジュン自らピアノを弾く映像をバックに、別れの痛みを切々と歌い上げる『I said I'm Sorry』、Noelのイ・サンゴンとのデュエットによる『Shiny Day』から、Gommyを迎えての『Luvholic』まで、曲調もゲストとのコラボも実に多彩なパフォーマンスが次々と繰り出され、めくるめく世界。
客席から『キヨミ（可愛い人）ソング』をリクエストされると、すげなく歌うツンぶりを見せたり、セクシーな仕草で魅せたりと、ファンの心をくすぐります。
彼自身のフェイバリットでもある『Glomorous Sky』、自ら韓国語詞に訳した『化粧』、『ultra soul』など、カバー曲では独自の世界に昇華。高い歌唱力で観客を魅了していきます。

本編終了後、熱いアンコールにより再び登場し、1stミニアルバムのタイトル曲『MINE』、ファンへの思いを表した『Paradise』と、最後の曲まで渾身の力で歌い上げていくジェジュン。
「愛」をテーマに、彼の音楽への情熱を詰め込んだアルバム『WWW』からフルで構成された、中毒性のある魅惑的なステージは、この後に行われた横浜スタジアムでの屋外公演とはまた違った意味があり、ジェジュン自身が「感慨深かった」と語っていたもの。この原点的コンサートに込められた彼の魂は、除隊後の今、再び耀くのでしょう！

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このコンサートの大阪・名古屋公演の発売は未定です。現在までのDVD作品集は、HP下方の一覧をご覧ください。

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